お知らせ
2019-02-10 11:00:00
東京都庭園美術館は旧朝香宮邸として、昭和8年に建造されました。
すっきりと優雅な白亜の外観をもつこの建物は、20世紀はじめにヨーロッパで開花したアール・デコ様式を随所にとりいれ、昭和58年に一般公開されるまでは “幻の建築” とまで言われまいわれました。
アンリ・ラバンによる内装の美しさには、しばし目を奪われます。
家具、調度、扇から取っ手にいたるまで格調高い細工が施されています。
そして優しいカーブを描く窓からは、1万㎡の西洋庭園が見渡せます。
この芝の庭園には、パリ市から贈られたザッキン作「住まい」の彫刻が置かれています。
そしてこの建物と庭園に相応しいユニークな企画展が開かれています。
美術館として利用される以前には”白金迎賓館" として外国の要人を迎えたこともありました。